繰り返しと共感のスキル
コミュニケーションスキルを学ぶことで、
人生、仕事、人間関係の質が変わります。
とてもありがたいことです。
コミュニケーションセミナーに出ることで、その為の基本的
なことを学ぶことができます。
では、その中で学ぶコミュニケーションスキルについて
一緒に見て行きましょう。
繰り返しの技術です。
バックトラッキングやオウム返しと言われています。
ほとんどのベーシックな内容を扱うコミュニケーションセミナーで、
学ぶことの出来る内容となっています。
相手が話した言葉を繰り返します。繰り返す時には、
言葉すべてを繰り返すのではなく、ポイントのみを
繰り返していきます。
ここで大切な事は、ポイントとは何かです。
コミュニケーションセミナーで学ぶ、繰り返しのスキルの目的は、
相手との信頼関係を築くことです。信頼関係を気づくために、
相手の使っている言葉を使います。
同じ言葉を使うことの1つの意味は、
相手が違和感を感じないようにすることと、相手と自分は似ているんだ
ということを無意識レベルで伝えることになります。
相手が使っている言葉の使いかたやフレーズをそのまま使うことで、
似ている人間だと安心感や親近感が積み重なっていきます。
相手の言葉と全く別の表現を使っていると、違和感を感じる可能性があります。
ですので、相手が使っている言葉を繰り返します。
もうひとつ理由があります。
それは、共感です。
コミュニケーションセミナーで学ぶ繰り返しのスキルには、
共感するという大切な要素が含まれています。
相手の話の事実や感情表現を繰り返します。それだけで会話が
盛り上がります。そこには、しっかりと話を聞いてくれているという
安心感を感じ、自分は大切にされている自己重要感を高めることに
つながります。
そして、言葉、感情、話の内容への共感が楽しい空気や話の盛り上がり
などを生みつつ、信頼関係を育みます。
ですので、まとめますと、
相手が話していることを繰り返すときのポイントは、
・使っている言葉や表現を繰り返す
・相手の話の感情表現や事実を繰り返す
・時々、話を要約して「こういうことですよね」と確認する
ということになります。
是非、お使い下さい。